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第18回日本樹木医会北陸地区協議会総会が開催されました

樹木医トピックス

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5月16日に氷見いきいき元気館におきまして、日本樹木医会北陸地区協議会の定時総会及び技術講演会が開催されました。本総会は2年毎に北陸4県で持ち回りとなっており、本年は富山県支部が担当する2年目となります。

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事業方針、決算、予算事項に引き続き、本年度より一般社団法人へ移行するための規約の改正案が提起され承認されました。また、来るべき創立20周年へ向け記念事業検討委員会の発足も確認されました。

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総会終了後には、日本では数少ない樹木医分野の研究者である渡辺直明先生(東京農工大学)による技術講演会が開催されました。先生は樹木の診断と治療法の開発や樹木生息性菌類の生理生態についての研究が御専門であり、樹木医を認定する委員会のメンバーでもいらっしゃいました。当日は「文化財の保護」という切り口で、現在の審議制度の問題点や対応技術について分かりやすく解説頂き、参加した樹木医も熱心にメモをとっていました。

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2日目は、あいにくの雨の中、地元氷見在住で当協議会の会長でもある浦野樹木医の案内のもと、各所の老木、名木を見学し現地検討会が開催されました。その中で、最近樹勢が衰えてきている「長坂不動の大つばき(富山県指定天然記念物)」については渡辺先生はじめ各樹木医からも早急な対処が必要との意見が出され、改善案等が議論されました。