世界三大巨樹古木の旅(その3)
ブリッスルコーンパインはホワイトマウンテンの標高約3,000m付近に群生していました。
低温、強風、乾燥が厳しく土壌も痩せており、大変過酷な環境で生きています。(雰囲気は火星の表面みたいな感じです)
短い針葉と球果の様子。厳しい環境の中で生育している為、通常5年位しかもたない葉を20年も付けているそうです。
樹高は高いものでも10m位でした。樹形はねじれ、樹体のほとんど(8~9割)は木質部が露出しまさに白骨樹。年輪幅が1㎝大きくなるのに50年を要するそうです。
1957年に発見された「Methuselah」という名のブリッスルコーンパインは樹齢が何と4,700年!!(ただし、どれがそれであるかは公表されていませんが・・・)といことは、この木が芽生えたのはメソポタミア文明でシュメール人が楔形文字を使っていた頃ということになるのでしょうか。