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顧問の1/10

みどり便り

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 東日本大震災で発生した瓦礫。当初受け入れ容認した全国の自治体数が1/10に激減しているらしい。法的問題や放射性物質も原因であろうが、熱しやすく冷め易いと言われる国民性も作用しているのではないだろうか?

先日、所用があり新潟県西山町の田中角栄氏の記念館なるものを訪ねた。
あの時代が氏のようなリーダーを形成したのだろうが、今、氏や小泉氏のようなある意味強引なカリスマ性を持った人達が国の指導部ならば復興の進捗がもっと進んでいるのではと収蔵物を眺めながら思いました。

国の指導者、政党、議員の器量も1/10程になったのか?

瓦礫中の有機物が微生物力で分解無機化するには時間がかかる、福島原発の廃炉、近辺に人が住めるようになるにも時間がかかる、ここらでなにかいい瓦礫処理の知恵が出せないものだろうか。政府のその場凌ぎの言動が被災者に判断、決断を遅らせているようにしか見えない。

私の意欲、筋力も1/10程度に低下した。帰国後一ケ月、昨日ようやく中欧旅行の写真、動画を開いてみたがどこでのものか思い出せなかった、又左程思い出したいとも思わなかった。

地球の人口が70億人を突破したそうな、中学時代習った社会、理科の知識が1/10しか通用しないほど変化(進化とは言いたくない)している。やがて現役世代の皆さんが受け取れる年金も1/10になるのでは?