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顧問の中欧観想

みどり便り

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 スメタナの「モルダウ」も好きな曲のひとつ。いつかモルダウ(ブルタブァ)川を見たいとの願いが叶った。

プラハ中心部に懸かるカレル橋下の流れは、あの曲のどの部分に当たるのか人人々(私もその内の一人)の雑踏でメロディさえも想い浮かばなく終わった。
チェコもオーストリアも中世のおとぎ話の世界のような建築物が大切に修復保存され、今も人々がそこで普通に暮らしているのが、日本の建築物価値感と違う。
中学時代習った世界地図は様変わりし、ゴルバチョフの登場以降世界が変わったと言われているのがよく解かった。「プラハの春」「ビロード革命」「ビロード離婚」etc。

中欧ではないが、今視察研修の最大目標はロンドンで行われていた「技能五輪」の造園の部の日本代表二人の選手の応援激励。同一条件で世界13ケ国の22歳以下の若手職人が4日間かけて庭を造り上げるまさにオリンピック。

庭園美を数値化評価するのには疑問があるが、各国の選手が一心不乱汗まみれで作業する姿には胸が熱くなり、枯れた筈のこの御老侯さえ涙ぐんでしまった。応援スタイルも国により違うのも楽しい。
冷めた気でいたつもりが、いつの間にか本気で日本選手を応援してた自分に混乱し、少しKumonしたが充実した旅でした。