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阿里山櫻花日本樹木医来義診~樹木医放浪記台湾編その5~

樹木医トピックス

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台北市は260万人以上が住む大都市です。亜熱帯気候で冬でも気温は13℃以上、年間降水量は2,300㎜以上あります。

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↑ガジュマルの街路樹(台湾名:榕樹 Ficus microcarpa Linn.)樹齢100年以上の老樹もたくさんあるそうです。

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↑フトモモ科カユプテ属の常緑高木の街路樹。 台湾名:白千層(Melaleuca leucadendra Linn.)。樹皮は白く薄く剥がれ、枝や葉からは、アロマ界では有名なカユプテ油が採れます。

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↑巨大緑道のクスノキ林。

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↑↓本年(2010年)の秋には、国際花博が開催されます。市内の各所には壁面緑化が施され、歓迎ムードを演出しております。

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↑建設工事現場仮囲いの壁面緑化

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↑台湾のホワイトハウス「台湾総統府」。森山松之助の設計で日本統治時代に建設され台湾総督府として使用されました。1898年、児玉源太郎総督に台湾総督府民政局長として抜擢された後藤新平は、植民地経営や都市計画に尽力し台湾の近代化に数多くの業績を上げたそうです。ここ台湾での経験が、後の東京震災復興計画に繋がっていったのですね。ここからすぐの場所にある二二八記念公園は、日本の日比谷公園に雰囲気が似ております。

短い滞在でしたが、現地関係者の方や同行させて頂いた樹木医の皆様のおかげで充実したものになりました。「臭豆腐」の匂いが懐かしくなった頃、必ず再訪したいと思います。(了)