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不快なだけで「害」虫なのか

みどり便り

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 シーズン到来で野菜種を求めて園芸店へ、農薬売り場に「不快害虫」用駆除剤が置いてありました。

ウィキペディアによると『外見で気分を害することを理由に害虫に分類される例が最近現れた。「不快害虫」(専門用語では、ニューサンス)と呼ばれており、ヤスデやアシダカグモ、ゲジ、カマドウマ、ヒヨケムシ、ウデムシなどが代表例。』とあります。

外見で気分を害することを人は許さない時代になってしまったのだろうか?滅菌洗剤で洗浄し清潔な体でスーパーの商品から全栄養、カロリーを摂取する生活がいい生活なのだろうか?

「死」を扱った作品が話題になりましたが、根本は近親者でさえ「死体」に触れることを忌み嫌うことから発した当事者に都合のいい技能の物語だと思います。不快からの回避です。

植物が生産者であり、上記不快害虫の殆どがこの世になくてならない分解者なんですよね。人間は消費者にすぎないはずですね?
 「不快」を感じるのは人間だけですね?
 「いじめ」をつくるのは人間社会だけですよね。