みどり便り（野上緑化のスタッフで更新中！）

　過日、屋久島へ行ってきました。以前から一度行ってみたい所でした。鹿児島空港から懐かしのYS-11型機でひと飛び、海岸沿いの滑走路は横風が強く着陸復行で少しヒヤリしましたが、南限の日本杉の巨木にお目にかかり、整備されハイヒールでも可能な散策路で森林浴を楽しみました。
北陸の私らは屋久島で自然を見直し、九州の方々はアルペンルートで自然を身近に感じ、で、普段の生活の場ではついつい自然を意識しないで過ごす。なんか変だなと苦笑しました。
知覧は当初コースになく、一人で行くつもりでしたが急遽皆さん（全32人）で行くことになりなした。今は基地や、滑走路の片鱗も見られない地形の中に「特攻平和会館」が存在しています。私も胸を一杯にしましたが、二十歳過ぎの若い参観者の中にも涙を流している人がかなりいるのを見たとき、国の将来に少し安堵しました。
遺影のなかの皆さんは本当にいい顔、いい姿勢をしています。自分にあんな顔ができた時があったのかと考えると恥ずかしいです。社会人になる前に知覧を訪れるよう義務化しては？とさえ思いました。

知覧「特攻平和会館」のHP