樹木医学研究会が開催されました。
1月28日に、富山県立大学において､樹木医学研究会が開催されました。本年は、山田明義助教授（信州大学農学部応用生命科学科応用真菌学研究室）にお越し頂き、『植物と菌根菌の関係（植物の生育に深く関わる菌根菌の話）』という題目で御講演頂きました。山田助教授は、全陸上植物の９割以上が菌根を形成しており、まだ未解明の部分があるものの樹木などの生育とも深く関わっていることなどを分かりやすく御説明頂き、我々樹木医も今後の樹勢回復の為の一手段として、利用の可能性を考える上で大変参考になりました。また、マツタケの人工栽培化の研究も少しずつではあるが進んでいることを御説明頂き、楽しみがまた一つ増えたような気がしました。