12月8日 近衛兵
近衛兵だったことのある叔父が亡くなった。私の父は兵役に就かなかったそうなので、叔父の話やその家にある写真を見たりしたことが私の戦争知識でした。葬儀には近衛兵のOB会「近二会」の代表の方から弔辞を頂けるとのことで、一度も会った事のない方を見分けられるか心配でした。
さすが、と思ったのは葬儀社の担当さんは、ご当人が車から降りられるやいなや「あの方だ、間違いない」と断言し正しくそうであったこと。
ご老体ながら大柄で背筋が通り、眼光には慈悲と同時に厳しさも感じられさもありなんと得心しました。少しだけ時間がありお話できました。十六時間余海中を漂い僚艦に拾われたとのこと。艱難辛苦をのり越え今日の日本を再建されてきた叔父の世代は今の時勢をどう評価されるか聞き洩らしました。
叔父の冥福を祈るのみです。
さすが、と思ったのは葬儀社の担当さんは、ご当人が車から降りられるやいなや「あの方だ、間違いない」と断言し正しくそうであったこと。
ご老体ながら大柄で背筋が通り、眼光には慈悲と同時に厳しさも感じられさもありなんと得心しました。少しだけ時間がありお話できました。十六時間余海中を漂い僚艦に拾われたとのこと。艱難辛苦をのり越え今日の日本を再建されてきた叔父の世代は今の時勢をどう評価されるか聞き洩らしました。
叔父の冥福を祈るのみです。